MetaTrader 4 プラットフォームアップデートが2015年9月18日 金曜日にリリースされました。


MetaTrader4 Build 880 リリースノート 目次


ウェブトレートプラットフォームについて

  1. 初のウェブ上で使用できるMT4プラットフォームがリリースされます。トレード及び分析機能をブラウザ上でご利用いただけます。このウェブプラットフォーム上で行われる情報のやり取りは暗号化されるため、安全にご利用いただけます。

    ウェブトレーディングはすでにMQL5.community サイト上のTradingセクションよりアクセスできます。
    ウェブ取引のサービス提供はブローカーによって異なります。

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    取引アカウントを登録: ログインID、サーバー名を指定し、パスワードを入力することで接続できます。

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    ウェブプラットフォームのインターフェースはデスクトップ版と似ている為、デスクトップ版をご利用の方は簡単に使用することができます。以下の基本機能が現在使用できます。
    o すべての取引動作: マーケット取引、リーブオーダー
    o マーケットウォッチでのリアルタイムクオート
    o プライスチャートのカスタマイズ
    o 9つのチャート時間軸
    o 基本的な分析ツール: 縦横のトレンドライン、チャネルライン、そしてフェボナッチライン

    ウェブプラットフォームでご利用いただける機能は、今後さらに拡がっていきます。

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    トレードアカウントはユーザープロファイルページにある、”Trading Accounts”セクションより編集できます。

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  2. ウェブプラットフォームへすばやく推移できる新たなコンテキストメニューが追加されます。ウェブプラットフォーム用のアカウントはデスクトッププラットフォームより作成できるようになります。デスクトッププラットフォームより推移する場合、アカウントID、パスワード、サーバー名の入力する必要はありません。自動でログインが実施されます。

    ウェブ取引のサービス提供はブローカーによって異なります。

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ワンタイムパスワードについて

  1. ワンタムパスワード(OTP) 認証により、トレードアカウントに対する更なるレベルのセキュリティを与えられます。 OTPを選択する場合、ユーザーはアカウントへログインする度に、ユニークなワンタムパスワードを入力する必要があります。

    ワンタイムパスワードはiPhone及びAndroids用のモバイルターミナルで発行できます。

    OTPを設定する方法
    ワンタイムパスワードを使用する場合、トレードアカウントとパスワードジェネレータが紐付けされている必要があります。パスワードジェネレータはモバイル向けターミナルに含まれています。
    ※ブローカーによって取引サーバーがアップデートされ、OTPが有効になっている必要があります。OTP機能はMetaQuotes-Demo サーバーで有効になっており、試すことができます。
    モバイル上でOTPを設定する場合、[Settings] 内の [OTP] を選択してください。 セキュリティの為、はじめてアクセスする場合、ユーザーは4桁のパスワード設定を要求されます。 このパスワードはOTPジェネレータへアクセスするたびに入力することになります。

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    開いたウィンドウ上で、”Bind to account”を選択してください。

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    次にOTPに使用するアカウントを開いたサーバーを指定し、アカウントID、パスワードを入力します。OTPジェネレータを使用する場合、”Bind”オプションを必ず有効化してください。そして、OTPの使用を中止する場合はオフにしてください。

    “Bind”ボタンを押した際に、「OTPジェネレータは’loginID’へ紐付きました。」と表示されます。

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    同様の手順で、無制限にアカウントと紐付けることができます。

    OTPセクションでワンタイムパスワードが表示された際に、数字の下に青いバーが表示され、このバーの長さは表示されているワンタイムパスワードの有効期限を表します。一度パスワードの期限が切れると新たなパスワードを発行します。

    その他の機能:
    o Change Password – ジェネレータへアクセスする際のパスワードを変更します。
    o Synchronize Time – モバイルデバイスの時刻を参照しているサーバーの時間に合わせます。

    現在の時間との同期は正確性を要求し、ワンタイムパスワードが紐付くクライアントターミナルとサーバーの時刻が同じである必要があります。

    デスクトップターミナル上でのOTPの使い方
    トレードアカウントとOTPジェネレータを紐付けた後、クライアントターミナルでログインする度にワンタイムパスワード入力欄が表示されます。

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    その場合、モバイルターミナルを開き、OTPセクションでワンタイムパスワードを発行してください。

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ホスティングとシグナルの支払い方法の変更について

  1. ヴァーチャルホストとシグナル購読の支払いはターミナルへ移管されます。
    ホスティングサービスの支払いをする場合、MQL5サイトへログインし、入金する必要がなくなり、ターミナル上で支払えるようになります。

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    利用可能な支払いシステムを選択し、オンラインで支払えます。

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    同様に、トレードシグナル購読の支払いもターミナル上で行えます。

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    まず、必要金額がペイメントシステムを通じ、MQL5アカウントへチャージされます。 その為、ヴァーチャルホストやシグナル購読で支払った履歴をMQLアカウントに保存でき、簡単に確認できます。


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ターミナル画面に関する更新

  1. シグナル、マーケット、ヴァーチャルホストについて、ビデオチュートリアルを作成しました。トレードプラットフォームの使い方がすばやく理解できます。これはMT4上より直接アクセスできます。
    すべてのビデオはYoutube上のMetaQuotes公式チャンネルで視聴できます。
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  3. さらに詳細な銘柄情報を閲覧できるようになります。マーケットウォッチ上に詳細画面を開くコンテキストコメニューが追加されます。
    以下のパラメータが追加されます。
    o Minimal volume –銘柄の最低ロット数
    o Maximal volume – 銘柄の最大ロット数
    o Volume step – 呼び値
    o Freeze level (stops level) – 指値逆指値の禁止幅
    o Margin percentageは注文の際に実際にチャージされる基本証拠金の値を定義します。これらは銘柄により計算が異なります。
    o Margin currency – 証拠金計算に使用される通貨
    o Trade – トレードの許可タイプ
    - 1. Full access; ポジションのオープン及びクローズ
    - 2. Close only;
    - 3. No;トレードの禁止
    o Execution – 銘柄の執行タイプInstant, Request もしくは Market
    o 3-days swap – 3倍のスワップが付与される曜日
    o First trade – その銘柄がトレードできるようになる日付
    o Last trade – その銘柄の取引が停止される日付
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  5. ストラテジーテスターの動かすEAを選択する画面がよりわかりやすくなりました。EA及びインディケータの保存されているフォルダをツリーの形で表示します。

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  6. オープンオーダー、と取引履歴のツールチップにオーダーをした理由もしくはソースを表示します。
  7. マウスカーソルをグラフィックオブジェクトの上へ移動すると使用したオブジェクトがツールチップとして最後に使用した順で表示されます。修正前は、アルファベット順でした。
  8. クライアントターミナルを起動した際に、PCのハードウェア情報、OS情報が表示されるようになります。
    例:
    2015.09.14 14:48:18.486 Data Folder: E:\ProgramFiles\MetaTrader 4
    2015.09.14 14:48:18.486 Windows 7 Professional (x64 based PC), IE 11.00, UAC, 8 x Intel Core i7 920 @ 2.67GHz, RAM: 8116 / 12277 Mb, HDD: 534262 / 753865 Mb, GMT+03:00
    2015.09.14 14:48:18.486 MetaTrader 4 build 872 started (MetaQuotes Software Corp.)
  9. 選択したグラフィックオブジェクトではなく、最後に使用したオブジェクトが消されてしまう問題に関する修正。
  10. グラフィックオブジェクトの塗りの修正。
    o Regression Channel, Equidistant Channel等
  11. Bollinger Bandsのインディケータにおける、入力数値検証の修正。
  12. 長時間ニュースを見ている場合、ターミナルが時々フリーズしてしまう問題に関する修正
  13. 内部メール機能の最適化
  14. UIの翻訳(ドイツ語、ポルトガル語)の修正
  15. クライアントターミナルが4Kに対応


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マーケットに関する更新について

  1. 商品の直接購入にUnionPayが追加
  2. MQL5マーケット内のデータベースにアクセスするオペレーションが修正、最適化されました。
  3. VPS上にあるクライアントターミナルでMQL5アカウントを介さない購入が禁止されました。Tools – Options – Communityより詳細設定を入力できます。


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ストラテジーテスターの更新について

  1. EA最適化の際にスプレッドが現在の値を使用してしまう問題の修正。
    指定できるようになります。



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MQLの更新について

  1. ArrayCopyファンクションが修正、最適化。 パフォーマンスが20%上昇し、自分自身にコピーする際の動作が修正されました。
  2. MQL4プログラムよりグラフィックオブジェクトを削除した際にクラッシュする問題が修正されました。
  3. Fixed behavior of StringToTimeに文字列の引数を与えない(引数の例”21:03″)場合の挙動修正。以前は呼んだ際の時刻(UTC)が適用されていましたが、今後はローカルタイムが適用されます。
  4. 新しいコンパイラのバージョンでの初回起動時に再コンパイルが実施されますが、再コンパイルのスピードが向上しました。
  5. 「*」と「&」により変数の参照元を受け取ることができます。
  6. ArrayResizeの動作の修正


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ホスティングに関する更新について

  1. FTPエキスポート設定の移行に関する修正。この設定はTools – Options – FTPにて設定できます。
  2. ヴァーチャルホストへ移行する際のウィザード画面が再デザインされ簡略化されました。


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MetaEditorに関する更新について

  1. MQL4のデバッグとプロファイル実行時の強制停止に関する修正。修正前は時々止まらないことがあった。
  2. UIのタイ語翻訳


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その他の修正について

  1. クラッシュログで報告された問題の修正


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参考リンク(英語)

  1. MetaQuotes社による英語のポスト
    https://www.mql5.com/en/forum/64203
  2. ウェブプラットフォーム
    https://www.mql5.com/en/trading
  3. MetaQuotes公式Youtubeチャンネル
    official MetaQuotes Software Corp. YouTube channel.


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平素は格別のご愛顧をいただき 厚くお礼申し上げます。

おかげさまで多くのお客様からのご愛顧を頂き、弊社は6期目を迎えることが出来ました。
本年は問合せが増加している海外事業に、お客様の開拓に取り組んでまいります。

来る7月29日に開催される、Finance Magnates主催の東京サミットは、
海外と国内のビジネスマッチングの機会となっており、当社代表が参加いたします。

海外事業においてのMT4の活用方法や、海外居住者の集客方法などについて、
ご興味・ご相談がございましたら、是非この機会にお声掛けください。
事前に弊社宛にご連絡いただけますと、当日の面談を調整させていただきます。

お問合せはこちらから

(参考)自社プロダクト&サービス
・多言語化・マルチ・プラットフォーム対応 バックオフィス
・リクイディティソリューション SOR・プライスアグリゲーション
・IB管理ツール
・MT4ブリッジ
・MT4業務効率化アプリケーション
・MT4・バックオフィスを含むASPサービス

皆様と会場でお会いできることを楽しみにしております。

なお、本サミットへの参加につきましては下記URLにてご確認ください。
参加登録 http://event.forexmagnates.com/tokyo-summit-2015/ja/

6月12日にBuild840がリリースされました。



MetaTrader 4 build 840 リリースノート 目次



ターミナルについての更新

  1. グラフィックオブジェクトのツールチップの最大数が128へ増加します。 ツールチップはOBJPROP_TOOLTIP によって設定できます。
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  3. Rayプロパティが有効になっている際に、右側へ永遠にチャネルが伸びでしまうチャネルグラフィックオブジェクトの表示が修正されました。





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MetaTrader Marketに関する更新

  1. 商品を購入した際のログ機能が強化されました。ユーザー側で問題があった際の解決策を探すのが容易になります。
  2. 商品のレンタル期間延長の際に発生するエラーを修正しました。





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MQL4に関する更新

  1. MQL4アプリケーションをダウンロードする際にnon-Latin言語(日本語、中国語など)がパスに含まれている際の動作修正がありました。
  2. Added the MQL4の環境プロパティを管理できるMQLSetIntegerファンクションが追加されました。MQL_CODEPAGE がENUM_MQL_INFO_INTEGER へ追加されました。実行されているMQLプログラムの現在のコードページがMQLSetInteger ファンクションによって使用されます。

    デフォルトでアプリケーションをコンパイルする際にコードページが適用されます。コンパイル時と起動時にOSと地域が異なる場合、メッセージの表示と文字列を受け取ることに問題が発生する可能性があります。これは以下のファンクションに適用されます。 Print, PrintFormat, Comment, Alert, MessageBox, SendFTP, SendMail, SendNotification, iCustom、その他パラメータとしてファイル名、グラフィックオブジェクト、グローバル変数などがあります。

    新しいファンクションはこの問題を解決しています。
  3. 違う形態のObjectsDeleteAll ファンクションが追加されました。
    int ObjectsDeleteAll(
    int chart_id, // chart ID
    const string prefix, // prefix
    int sub_window=EMPTY, // chart subwindow ID
    int object_type=EMPTY // object type
    );
    このファンクションは指定したチャート内、もしくはサブウィンドウ内にあるグラフィックオブジェクト全てを取り除きます。消去するオブジェクト名を設定することもできます。例えば”myobi” から始まるオブジェクトのみ消去する動作が可能です。
  4. HomeとEndキーを押した際にCHARTEVENT_CHART_CHANGE イベントが生成されます。 以前では、チャートのサイズやプロパティを設定から変更した際にのみ生成されていました。
  5. コピーによってCHARTEVENT_OBJECT_CREATEイベントが生成される動作が修正されました。Ctrlキーを押したまま、グラフィックオブジェクトをドラッグするとコピーができます。
  6. バーチャルテストの際にChartIDによって得られる値が修正されました。
  7. 楕円形のオブジェクト用のOBJPROP_SCALE プロパティの受け取り方に修正がありました。このプロパティはグラフィックオブジェクト用にデザインされています。
  8. ArrayFillファンクションのインプットパラメータ確認方法が修正されました。 このファンクションは数字の配列に対し、特定の数字で埋めます。
  9. ArrayMaximum とArrayMinimumメソッドが追加されました。 標準ライブラリにあるCArrayChar, CArrayShort, CArrayInt, CArrayFloat と CArrayLong クラスに追加されます。 指定されたArray内で最大値と最小値を検索します。
  10. 標準ライブラリ内ArrayChar, CArrayShort, CArrayInt, CArrayLong, CArrayFloat, CArrayDouble と CArrayStringクラス内にあるSearchGreatOrEqual と SearchLessOrEqual メソッド が修正されました。このメソッドではArrayの要素に対し、特定の値で”以上”(同値含む)もしくは”以下”(同値含む)で検索ができます。
  11. 標準ライブラリ内のCArrayChar クラスにおいて、QuickSort, QuickSearch, SearchGreat と SearchLessメソッドのエラーが修正されました。





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クラッシュログで報告されたエラーの修正

  1. クラッシュログで報告されたエラーに対して修正がありました。





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参考リンク(英語)

MetaQuotes社による英語のポスト
https://www.mql5.com/en/forum/59944



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