Build710をリリース後、マイナーアップデートされBuild711の配信が開始されております。
板取引画面を使ってみました
Build670より板注文画面が追加されました。これは、指値注文を出す際に、取引価格が階段状に並んでおり、希望する価格をクリックするとその価格で指値(もしくは逆指値)を発注できる機能です。特に、現在値に近い水準で指値を登録する場合には、ワンクリック注文を有効にしておくことで、指値の価格を入力せずに指値注文をワンクリックで発注することが出来る優れものです。
-
エリアをわかりやすく色で囲ってあります。
青 指値買い
緑 逆指値買い
赤 指値売り
橙 逆指値売り
また、発注中の指値をドラッグアンドドロップするだけで、指値の価格を変更したり、指値から逆指値(もしくはその逆)へ変更することも出来ます。
今回、Build711へ上がることで、その操作性が更に改善されました。
以前のバージョンでは、指値を指値禁止幅(※1)へ変更するとその指値は取消となっていましたが、今回のバージョンより、指値の異動先が指値禁止幅内であれば、指値は取消にならずそのままの状態を維持する仕様となっています。
(※1)指値禁止幅とは、現在値の近い水準には指値(もしくは逆指値)を置くことができない水準で、ブローカーによってその幅は異なります
表示形式は[サイド][注文方法][lot数]となっています。
下記の場合買い逆指値1ロットと売り指値1ロットを109.638ドルのステップにおいてあります。
特徴的なのは決済ボタンで押すごとに、オープンポジションが注文番号の古いものから逐次決済していく機能になっています。決済順序を指定する場合はターミナルウィンドウで個別に決済して下さい。
決済ボタン左右に売り、買いボタンがあり、その上部あるSL、LOTS、TPの設定で新規成行注文を建てることができます。
板情報では”Shiftボタン”を押すことにより指値逆指値の取消ができます。
こちらも同じステップに複数注文があった場合、先に注文したものから取り扱います。
新規注文の際にTP、SLを同時に設定できるようになりました
お気づきの方もいらっしゃると思います。
Build670ではグレーアウトして入力できませんでしたが、Build711では入力可能となりました。
Build670
Build711
Exposure/運用比率
運用比率が見られるようになりました。
赤い四角部分をクリックすることで円グラフが買いポジションと売りポジションで切り替わります。
Build735
10月17日よりBuild735がリリースされました。
取引のみされる方にはマイナーアップデートになり、主にヴァーチャルホストと内部ニュースに関するアップデートです。
ニュースがサーバー側にストックされるようになり、接続した際に未受信のニュースを受信できるようになります。
リッチなデザインとマルチメディアコンテンツを配信できるようになります。
上記Exposureウィンドウも修正アップデートされるようです。
原文へのリンク(英語)